9/27は、藍の会という自主公演グループの53回目のコンサート。
よくまあ、続いてきたものです。
8月後半から、地道に準備してきたので、あとは打ち上げ会場を予約する作業だけ。
以前は、毎回企画ものをやっていて、テーマを決めて出し物を準備していました。
私も、古楽のときは、チェンバロとチェンバロ奏者をさがしたり、室内楽を入れたときは、チェロ、バイオリン、フルートの方と交渉したり、オペラ合唱の時は、指揮の先生との打ち合わせや練習会場の準備などなど。幹事になった1年は結構なプレッシャーでした。
コロナ以降は、もう年だし企画ものはやめましょうと会で決めたので、楽勝~と思っていたのですが、参加者が16人もいると、連絡して返事をもらうだけでも結構な時間を取られます。
もう大きなコンサートの幹事は打ち止めだなあ・・とぼんやり思い始めています。
並行して11月の花月標の準備もしており、こちらは3人のユニット。
ヴォーカルデュオと仕舞のコラボで、全曲創作曲。こちらの大変さは、楽曲解説。
曲のコンセプトや流れをいかにわかりやすい言葉で説明するか・・
でも、コンサートの規模としてはサロンコンサートレベル。お客様も40人くらい。
これくらいだと、まだ何とかなるレベルかな。
昔は準備も含めて、コンサート活動は楽しかったのですが、段々重くなってきました。
1つは、暗譜が苦しいこと。
昔は10曲くらい平気で暗譜していたのに、今は6曲を自分のものにするのに2,3年費やします。何度も小出しに本番にだして、やっと身につくかんじ。
ただ、その分曲とは深く関わっていく実感があります。
譜読みして、言葉つけて暗譜して発表ではなく、その曲が自分の想いと重なるまで、何度も何度も反芻する作業があるのです。
若い頃は、2度伴奏者と合わせたら本番でした
ある時期から、練習に付き合ってくれるピアニストさんが見つかり、彼女と譜読みの段階から一緒に曲作りをやります。
忖度なしにはっきり意見を言ってくれる彼女には本当に感謝。レッスンもずっと付き合ってもらっているので、師匠の言ったことをまるまる覚えていて、「ちょっと、先生の言ったこと忘れているわよ!」と容赦ない。
でも、細かなタイミングまで合わせていく面白さは、一度知ったらやめられない・・ですね(笑)
まあでも、時間もお金も昔より限られてきたので、どう収束していくか・・課題です。