年末年始、車いすから落ちることが続いた叔母だが、定期診断に付き添う日に、そっちより腰が痛くて我慢できないというので、整形外科へ連れて行くと、肋骨と恥骨が骨折している可能性があるといわれ、とりあえずデイでの様子を見ながら、あまりひどいようだと再診断とのことだった。どちらも入院というより安静にするしか手がないところ。
しかし、翌日、また落ちたらしく、駆けつけると床に転んでいる。私とケアマネさんでは起こせなくて、管理人さんに助けていただく。
その足で、再度整形外科に連れて行くと、股関節、足首も骨折の可能性があるというので、救急車で紹介の病院へ搬送。
CTやMRIまでとり、結果、肋骨は2本折れているが、股関節は打ち身。恥骨は過去の骨折。足首は折れてはいないが骨が薄くなっているとのことで1週間程度入院することになる。
とにかく睡眠不足の叔母なので、とりあえず休ませることを最優先にした。
入院した日は安心したように爆睡していたのでほっとして帰途に就いたが、翌日は痛みが出ていて、またけんもほろろの塩対応。
こういう日は、構わないにかぎるということで、必要なことだけやって即帰宅。
といっても私はやることがいっぱい。とりあえず叔母のマンションに行き、年末年始の洗濯物を全部洗い、部屋の掃除をし、いつでもベッドを入れ替えて模様替えできるように準備。
退院後はショートステイをお願いしているので、服や下着を買いそろえたり名前をかいたりとやることだらけ。
今日も、パジャマや靴下を買いに出かけていた。
両親の時も、入所するまでの半年くらいが地獄だったなあと思い出す。
どちらの親たちも、自分が動けなくなるまで施設に入るのは嫌がったので、説得するのもパワーが必要だった。
叔母は看護師で施設でも働いていたので、現実もよく理解しているので、よけいやりにくい。とはいえ私としては彼女が安全に暮らせることを第一に考えて動かないといけない。
言いにくいことも言っていかないと進まない。あ~あ、いつも憎まれ役だわ、割に合わないな~と思いながら・・・やってます。
いつか行く道なのでね。