日々草

星野富弘さんがお亡くなりになりました、
 
中学校の教師だった時に、クラブ活動の指導中に事故にあって首から下の機能を失いました。その後、口で筆を加えて、詩や絵を描くようになり、多くの詩や絵を世に出しました。
私は、彼の詩に加羽沢美濃さんが曲をつけた日日草という歌が大好きです。
 
テナーの畑儀文さんのCDで初めて聞いた時、号泣したくらい感動した曲でした。
日本の歌のCDに収録されているので、Youtubeでは聞けないかもしれませんが名曲です。詩が素晴らしいので、書き留めます。
 
**日々草**
今日も一つ
悲しいことがあった
今日もまた一つ
うれしいことがあった
笑ったり 泣いたり
望んだり あきらめたり
にくんだり 愛したり
そして これらの一つ一つを
柔らかく包み込んでくれた
数え切れないほど沢山の
平凡なことがあった