アロマとレイキ

もう20年以上前になるが、休職して渋谷にある国立音楽院という専門学校に2年通った。オペラ科にいたのだけれど、ここは学科フリーでどの授業も受けられたので、音楽療法の授業も沢山とっていた。その中にアロマの授業が2つ。

 

1つは、子育てが終わって、イギリスにアロマ留学した年配の先生。当時でも70近かったのでは?と思うが、医療アロマの観点で、ハーブについても教えてくれた。

彼女は、自分の体調はアロマとハーブで治すという方だった。

 

もう1つは、アロマの応用という観点から色々なアロマグッズを作るというもので、若い女性の先生だった。こちらも毎回いろんなグッズを作って試して楽しい授業だった。

 

期末試験が結構よかったので、調子にのって1級試験も受けて合格し、インストラクターまでとるつもりだったが、仕事を再開すると猛烈に忙しくなり、結局資格の更新もしなくなってしまった。

 

でも、学んだことは今も有効で、風邪の前兆で喉が痛くなっても、ティートリーとユーカリブレンドをスプレーして早めに対応している。

 

仕事を再開した時、アロマの学校を探していて、土日に行けるからいいかなと思っていた所にレイキのコースがあった。

なにこれ?と興味をもち、ちょっと試したくなって、アロマではなくレイキのファーストディグリーを受けた。

 

レイキは、気功に似ているけど、修行はいらない。誰でもアチューンメントを受けると使えるようになるという怪しげなものだ(笑)

ファーストディグリーを受けた日、寝る前に身体に手を当てると、手のひらにピリピリ感がある。これなの??とまあ、あまり効果を感じずにいた。

 

当時、私は職場で同じ班の人から猛烈ないじめを受けていた。彼はかなり生活にストレスがあったのだろうと後になって思うが、私だけでなく、同じ班の人が言葉の暴力を受けていた。基本同じ土俵に降りるものかと無視していたが、身体の方は正直で、ある夜、心臓がキューンと針を刺すように痛み目が覚めた。それで、これはまずいと思い、セカンドディグリーを受けるときに、先生に相談したら、「今のあなたに必要なのは、サド的愛です。いうべきことは言いなさい。」と言われた。「愛を持って言うことは伝わります。」と。

そして、ある夜、無意識に手をお腹の上に置いたまま眠っていたのだが、大きなエネルギーが手からドーンと流れ込んで目が覚めた。なにこれ?と思うと同時に、なにかすごく愛に包まれたようなとても気持ちがいい状態になりびっくりした。

 

その夜は一晩中、手が熱い。身体のどこをさわってもエネルギーが流れる感じだった。

 

そして、サードディグリーで、嫌なことを手放すワークなどをしていた頃、会社で暴言を吐かれたとき、頭に来たままがつんと言い返したら、びっくりしたような顔をして彼は黙り、その後、部長の耳にいじめの事が伝わって彼は辞めることに。

 

結局、私はティーチャーデイグリーまで取ったのだか、自分がアチューンメントをするところまではやっていない。これも仕事が忙しく、もっと確信が持てるところまで突き詰められなかったからだけど、持ち腐れているのは確かだ。が、今は自分の体調管理で使えればいいかな。