ヨハネ受難曲

昨日はバッハ研の練習日。

月2日、土曜日の午後3時間と、火曜日の夜2時間。

これは創立以来変わりません。

 

練習しない合唱団です。(笑)

後は本番前に合宿。

 

バッハ研は地方会員も沢山います。転勤で地方に行った人も、合宿参加で本番参加可能。もちろん、皆さん地元で合唱はやっていて、かなり歌える方々。音取りも早く即戦力。

ものすごくゆる~~い合唱団ですが、メンバーの自主性で成り立っています。

 

今回は、ヨハネ受難曲を練習中。大曲なので1年半かけます。

20年前に一度公演していて私も2度目。前回はアルトででました。

なので、音はすべて取り直し。11月から始めて、やっと全曲音取りと言葉はつきました。

 

2部の物語が長くて、音取りも大変。でも受難曲の要となる部分で、物語としてはドラマチック。

マタイ受難曲の1曲目は実に壮大で感動的です。ヨハネ受難曲はそれより地味ですが、これから受難が始まるぞ!!というぞわぞわした感じが魅力。

そして、どちらもちりばめられたコラールと終曲近くの、「イエス様、お休みください」のコーラスが、泣きたくなるくらい優しくて愛を感じる。

 

私的には、導入とコラールと終盤のコーラスだけでも十分なのだけど・・

2部の受難部分は、歌う側にとっても受難なのです(笑)

 

にしても・・・よく作るよなあ、こんな曲・・と言う感じ。

 

いつもは教会カンタータなので、15~20分くらいの曲を4曲くらいなのですが、大曲はかなり体力消耗します。楽譜重いし。

それなりに、体力いるし、声がれしないように鍛えないと歌いきれない。

 

でも、大曲やると人は増えるので、何年かに1度はプログラムに入れるのも必要かと・・今はまだ音楽全体が見えません。合宿から本番にかけて、オケやソロが入ってくると物語も語られ、ドラマチックになって面白くなります。それまでは、我慢の日々だね。