歌のはしご

今日はこのくそ暑い中、14時からレッスン、19時からバッハ研の練習と歌のはしご。

 

できるだけ、都内に行くときは用事を重ねているからだけど、さすがに今日は合唱の最後、高音が続き、喉がかれた。

 

今日見てもらったのは、サン=サーンスの「そよ風」という曲。

アラビア風の旋律が魅力的だけど、後半ゆっくりした美しい旋律が続き、これをどうしようと悩んでいた。

 

いくつか有意義なアイデアを頂き、また、発声についても正しいポジションに戻して頂き、とても歌いやすく頭も整理された。

自分ではっきりとこうやりたいというものがある曲はいいのだが、世界観がつかめない曲は、ちょっとしたヒントで目からうろこになる場合があり、世界がひろがる。

 

でも、それも、自分が曲と格闘をした後の方がすっきり入るのだ。

なので、レッスン前はピアニストさんとああでもない、こうでもないといろんなパターンを試す。これがお互いとても楽しいと感じられる相手であることは、本当にラッキーで幸せなことだと思う。

 

バッハ研の方は、ヨハネ受難曲の2部以降。前回の練習は書道の昇段試験の準備があってお休みしたので、歌いたかった前半が歌えず。ここの所、いつも2部ばかり歌っている気がする。まあ、おかげで音取も言葉もついてきたのでいいんだけど。。

 

合唱も、本番前の合宿あたりからオケ合わせ、ソロあわせあたりが一番楽しい。それまではひたすら音取、言葉付け、ハーモニーを作ることなど地味な作業ばかり。

シンフォニー合唱の場合は、特にオケを聞いて初めて音の構成を知ることになる。

まあ、時間もお金もかかる。

 

でもねえ、、、戦争や自然災害など、嫌なことが多い中で、オアシスのような時間なのです。