民間軍事会社の時代?

今日はG7広島サミットにゼレンスキーが来るという。

リモート参加ではなく、生身で来るというのは驚いた。

 

ゼレンスキーは戦争前の顔が一変した感がある。ロシアが侵略を開始した時、すぐに亡命すると思いきや、残って徹底抗戦を始めたのには世界中が驚いた。

 

で、今やウクライナが優位に立った戦争になり始めている。

 

今回の戦争で脚光を浴びたのが軍事会社ワグネル。プーチンのシェフが、民間軍事会社を作り、今回の戦争をはじめ、シリアやアフリカで政治介入している。

ロシアには、ワグネル以外にも、軍事会社が乱立してきたようだ。普通、国が軍隊を持っているのだが、公にできない仕事は軍事会社にやらせる。

彼らにとっては戦争はビジネスで大義はないので、金になれば何でもやるという姿勢でしょう。

 

今後の戦争は、軍事会社がやるという見方がある。もちろん軍隊がメインだけど、軍事会社も有効に利用するというのだ。日本ではできないが、海外はそういう方向にシフトしているらしい。

 

なんかぞっとしますね。いわばヤクザの会社が大手を振って防衛の名のもとのさばるようなもんです。ロシアのプーチン後は、民間軍事会社の覇権争いになるとしたら、ロシア人にとっては暗黒時代の始まりで、それはすぐに世界中に伝播しそう。

 

あと、今後はAIを駆使した情報管理ができる会社が軍事戦略をになうようだ。

今回もウクライナ側にはアメリカのAI会社が最初から大きな役目を果たしていた。

 

戦争の形はがらっと変わっているようだ。

 

永世中立国のスイスがロシアの軍事侵攻で方針を変える今日この頃、日本も最大限の対策をせざるを得ないのが現実だ。人は進化しない。