ルカシェンコ

先日のロシア戦勝記念日には驚いた。

負け戦になっているのにやるの??と思ったのだが、古い戦車1台には絶句した。

それより驚いたのが、ルカシェンコが体調不良で、プーチン主催の食事会を欠席し、そそくさと帰国したことだ。

 

ルカシェンコは欧州最後の独裁者と言われるように、プーチンの傘をきて26年間もベラルーシに君臨してきた。

とんでもおやじだが、1点だけ私は評価している。

それは、どんなに圧力をかけられても、ウクライナに参戦はしないことだ。自国でロシア軍の訓練や、自国からロシア軍がウクライナに攻め込むのは許可するが、自国軍は出さない。自国が戦争に巻き込まれるのだけは死守する構え。

 

今回の戦争でつくづく感じたが、陸続きの国々のしたたかさは半端ではない。プーチンウクライナの次はベラルーシと考えていただろう。

プーチンに対峙するには、ルカシェンコやエルドアンのような超狸でないとたちうちできないのではと思ってしまう。

 

ルカシェンコの体調不良に、ルカシェンコも病には勝てぬか?!と思ったのだが、よくよく考えると、ロシアが毒もったか?とも。というのも、ここまで戦況思わしくないと、戦術核を使わざるを得ないが、使うときはベラルーシから撃つはずだ。そのためにベラルーシに核ミサイルをおいた。

ルカシェンコは置くのは許可せざるを得ないが、絶対に使いたくはないと思う。

そのための脅しなのでは?と疑っているわたしです。

ルカシェンコが倒れるとプーチンが困るだろうと思われるが、1999年に結んだ連合国家創設条約」を出して、ロシアがベラルーシを併合することも考えられるので、ここはルカシェンコにねばってもらい、ロシアが負けた時点で、プーチンと共に去り、チハノフスカヤにベラルーシの再建を任せられたらいいのにというシナリオを描きたいところです。

 

いづれにせよ、ロシアの戦争はそろそろ終盤になってほしい。そうでなくても、世界中のタガが外れてきているのだから。