台風の怖い話 その1

さっきから急に風雨が台風らしくなってきました。今回の台風は、暴風圏がないのでちょっと甘く見ていましたが、ちいさくても台風ですね。

私は、徳島の吉野川中流域で生まれ育っているので、台風は慣れっこですが、1度だけ肝を冷やした経験があります。

中学1年だったと思いますが、川向いの脇町か岩倉に行った帰り、台風が近づいている中、雨足がやんだ時を見計らって、潜水橋(大雨が降った時、水中に沈む橋)を渡ってしまおうと自転車をこいでいました。

橋に入った時は、まだ水は橋より20センチくらい下だったので、100mくらいの橋は一気に渡れると思っていました。

ところが、向こう岸の手前10mくらいで橋の表面を超えるようになり、川と橋の境がわからなくなり、流されそうになりました。必死でこいで間一髪渡り切りましたが、今でも思い出すと冷汗がでます。

それ以来、水の怖さを甘く見ないようになりました。親にはこのことを話せませんでした。多分話していないと思います。

 

この橋ではありませんが、潜水橋はこんな感じです。橋と川の境が無くなったら怖いですよ~。

www.jalan.net