ANAMTAKS

昨日は、音楽仲間のユニット「ANAMTAKS」の公演があり、雨の中渋谷ホールへ。

 

最近の渋谷は、地下も地上も全然わかりません。

グーグルマップを持っていても、方向を失います。

 

先日、練習で使っているのに、まずは地下から地上まででうろうろし、地上に出てもどういけば空中廊下に行けるのか、そしてどう歩けばさくら通り方面に行けるのかとうろうろしました。暴風雨がそれを増長しました。お天気だったらさくっと歩き回るのですが、寒いし、風が強いし、雨が激しいし・・散々でした。

渋谷ホールは、サロンコンサートにはもってこいの会場です。

ANAMTAKSは、朗読と歌の香樹実さんとピアノ、作曲・編曲のまつさんのユニットで、お話をピアノが盛り上げ、お話に関連した歌を歌います。

昨日は、やなせたかしいずみたくによる「チヲバラニ」という音楽劇と、青鬼と赤鬼のお話。

どちらもとてもタイムリーなお話で、身につまされました。チヲバラニはロシアvs.ウクライナ戦争の諸々が頭に浮かび、私も魔法の言葉「チヲバラニ」を叫びたくなりました。「血を薔薇に」という意味です。青鬼と赤鬼は、人と仲良くしたい赤鬼のために青鬼が一肌脱ぐのですが、この話の間中、私の頭の中には、大谷さんと一平さんの事件が浮かんでは消えていました。話の大筋とは関係ないのですが、人の関係についてとても考えさせられるものでした。

活舌の言い香樹実さんの語りと場面を語るまつさんのピアノ、そして今回はハモリ隊の鈴木さんの声に引き込まれた時間でした。

 

4/23のなんでもコンサートで、同じ渋谷ホールで10分ほどの短編をやるそうなので興味ありましたらぜひ。