最後のリハ

昨日は本番前の最後のリハーサル。

 

私は、スペイン歌曲2曲と、能とのコラボにヴォイスで参加。

 

モンポウの「シルの娘」とファリャの「プレリュード」

8月に師匠主催の会で歌ったばかりなので、言葉の不安はないが、音楽の構成という意味でさらに精度を上げたいところ。

 

今回はコラボがあるので、鼓緒太さんに伴奏を依頼。

8月のピアニストさんに頼んだ方いいのだけど、せっかくなのでコラボの日にソロも合わせられたほうがいいかなと、今回は自分の都合優先でした。

めちゃ暑い中、都内に何回も行くのがとても面倒なのだ。

 

でも、伴奏者が代わると新たな発見もあり、作曲もやる鼓緒太さんからは和声的な観点からの指摘があり、非常に勉強になった。

私だけでは到底考えつかない指摘。和音の3声に歌の旋律が来ている箇所は大事に・・とかね。

 

あと、コラボでは、歌の相棒がコロナ感染し、急遽出られなくなり、一緒にリハをしていた仲間に代役を頼むことになり、昨日は1時間で曲の構成やイメージを理解してもらい、ハーモニーを合わせた。

彼女は能に興味があるとのことだったので、すんなり引き受けてくれ、おまけに「夕顔」という作品を大好きになってくれた。

 

まあ、これで何とか明日を迎えられるかな。

私はこれから、昨日言われた箇所を聴きなおし、自主練で最後の仕上げ。

明日は十分にストレッチをやって身体をほぐしていかないとね。

 

演奏もだが、同窓会のような会なので、打ち上げで騒ぐのも楽しみの一つ。

もう40年以上続いている会。20代からず~っと、育児の時も、激務の時も、親の介護の時も、お互い励ましあって続けてきた。いつまで歌えるかねと言いつつ、死ぬまでやるかもしれぬなあ・・・・