介護あるある

12/10に叔母の医者の付き添いをした。

この朝、バッグに入れていた保険証類と銀行のカードがないと大騒ぎをしていた。

鍵をかけて寝ているんだから、誰も取らないよといっても、何度も探してけどないの一点張り。前回バッグそのものがないと電話をかけてきた後に見つかった窓際の床を見てみると保険証類が落ちていた。

あるじゃんと言って、とりあえず医者には連れて行った。

足のむくみを治療中で、だいぶん効果があって手も足もむくみが取れて足に力が入るようになっていたので、軽い認知症の薬を試すかどうか問われた時、朝の一件があったので、私は早いほうがいいと判断し、お願いしますと言ったら、叔母がもう少し待ってくださいと懇願。現状維持になったのだが、戻ってきたらえらい剣幕で、「なんであんなことをいう」となじられた。自分は看護師だし、自分の体のことは自分でわかると言い張るので、私もそれ以上はいわず。その後食事をしながら話をしていたらおだやかな叔母に戻った。

 

その後2週間は、私は自分の体調不良と戦うこととなり、叔母どころではなかったのだが、ケアマネさんから様子を見てきてくださいと電話がきたので、電気ポットを買ってたずねるととても不機嫌。何しに来たといわんばかり。

あらら、、

 

でも私もやることはやっていかないとと気を取り直し、電気ポットをセットし、ベッド周りや台所の掃除をしたのだが、話そうとしない。

おやおや、まだ怒っているんかいと思い、体調もよくないのかなとはやめに引き上げたが、こちらも腹の虫がおさまらない。

 

いとこにLINEしたら、よくあるよくあるとのことで、夜電話。彼女も自分の母を家でみているから介護あるあるをお互いに愚痴りあったしだい。

 

介護されるほうも、それなりのストレスをため込み、爆発するときがある。ヘルパーさんにはできなくても姪には爆発してしまったか・・

 

まあ、もう忘れているが、私も母とは毎回バトルしていた。母は自分中心のわがままな人だったが、施設では表向きなのでそのストレスは、娘に発散して、いろいろ挑発してくるので私も遠慮なくかえして大喧嘩というのは毎回のこと。

私は毒抜きと思っていた。でも叔母と母とは違う。親は喧嘩してもまたケロッとして同じことを繰り返すが、叔母はどうだろうなあ。。

 

まあ、あまり感情をはさまずにやるべきことをやって帰るだけと割り切っているが、叔母が来ないでくれと言ったら、行かないかな。

これも相性だからね。今はたまたま親戚の中で私が一番近いという理由で行っているけど、親戚はほかにもいる。ただ、気軽に動ける状況ではない。

 

親の介護あるあるはさんざん体験してきたが、終わるともう忘れかけていた。

4人見送ったから、もうあとは旦那だけで十分なんだけどな。

 

むかし介護真っ最中に買った「死にゆく者の礼儀」という本を読みなおしている。

もう85歳すぎたら、自分の人生の終わり方を考えておかないとね。

 

ただ、叔母は一人暮らしなので、いづれ我が道の参考にはなる。