先月、バッハ研の練習に行く途中で、母の施設長さんから電話があり、引き返すことになったので、1ケ月ぶりの練習参加。
ヨハネ受難曲の2部後半からだったが、高い音が続くので歌いづらく、かつ音が飛ぶので音程もままならず苦行でした。
先日の公演には5人ほど聴きに来てくれていたので、お礼を言って回ったが、いい評価をして頂いた。
中でも、「古楽アンサンブルみたいだったよ」という意見には、なるほどとうなづいた。日本の古楽だものね。
でも、響きもグレゴリアンチャントとかモンテヴェルディのような響きを感じたそう。
【謡(腹の座った地声)と合わせるためか装飾性を取り払った真っ直ぐな発声、クリアな言葉、ぴったり音程を合わせた緊密なアンサンブル。。。】
という彼女の感想は、とても参考になった。けっして狙っていたわけではないが、自然にそういう表現になっていたのだ。
そういう意味では国や時代を超えても表現には共通するものがあるのかもしれない。
これから春までは本番が無いので、バッハさんに集中しないとね。
一度言葉も音程もじっくりさらわないとダメだということはよくわかった(笑)