大学の友人たちのLINEで、臨死体験という言葉がでた。
で、10年以上前の事だが、「母が胆石で胆嚢摘出の手術を受けたときに、綺麗なお花畑を見ていたらしい。おかげさまで96才」という話をしたら、先輩が、「あらっ、私も胆石の手術をしたけど、トンネルみたいなものを抜けた後で、強烈な光の世界を見たわ。96才までいけるかしら?」というので、「いける、いける」と大笑い。
胆石という共通点にはちょっと驚いた。
母の手術が終わって面会した時、目はあいているが、どこを見ているのかわからないような表情で、私の事も認識しなかった。
まだ麻酔の中だなあと思ったのだが、その時は向こうの世界を見ていたのかも。
しかし、母も先輩も手術はしたが、命に関わるようなものではなく、普通の胆嚢摘出だから、臨死体験というのは、臓器が危ないという場合に見るように組み込まれたものかもしれない。
母は、手術以来、あんなきれいなところなら怖くないなどと言っていた。おかげさまで96才(笑)
3.11やコロナ以降、いつ何時突然の死に見舞われるかわからないというのが、リアリティーを持ってきた。ぼーっと生きてんじゃないよ!!とチコちゃんに怒られないように、目を覚まして生きていかないとね。