コロナ禍でのコンサート

昨日は師事している声楽の先生が開催する門下生コンサートでした。

ここ3年、コロナ禍で試行錯誤しながらの開催で、基本的に聴衆は家族と親しい友人のみ。メンバー1人にMAX2人くらいですね。

 

前日の夕方に、伴奏者の一人が発熱し、その方に伴奏をお願いしていた一人は、別の方に頼んで1曲減らして参加。もう一人は演奏を中止。ギリギリでドタバタしました。

 

本番は、予定よりはお客様が来てくださり、ほっとしました。

 

今回はそれぞれの選曲が珍しく、ハイドンやボーン・ウイリアムズの歌曲もありました。会自体はもう15年くらい続いています。

先生が意欲的で、毎年必ず、時には年2回やることもあり、怠けずにレッスンを続けられています。

 

私はフランス歌曲3曲でした。どれも本番にだすのは2回目の曲です。

2週間前に受けたレッスンがとても充実したものだったせいか、その余韻で仕上げて、いつになく本番は発声がとても楽でアンプも問題なくて自由にのびのびと歌えました。

こういう時は、天から何か降りてくるんですよね。練習では決して得られないものが。。会場は、ミューザ川崎の音楽工房ですが、ここは響きがちょうどよく、サロンコンサート会場として、適度な広さと高さがあり理想的。

練習をみっちりやったあとにここで本番を迎えると、いい感じでミューズが降りてくるんですよね。これがとても幸せな瞬間なのです。

 

10月末に別のコンサートがあるので、今日からはまた別の曲の譜読みを始めます。