高校のクラスメートで、NYで建築家をやっている方から、地元阿南の町おこし動画を趣味で作ってみたから宣伝して・・との依頼。
将来の街をイメージして、三次元的に作ったようです。
ドローンで撮影しているような感じですね。
上から眺めると、町全体の問題点が見つかるのかもしれません。
私の実家の周りは、まじに限界集落です。
祭りも5年に1回。この5年の間に万年青年団の方たちもちらほら亡くなり、文化を引き継いでいくパワーも無くなっています。
2018年の祭りの時に、引き継げるようにしっかり獅子舞のビデオを撮っておきました。
村の世話役だった隣のお兄さんが、年金生活者ばかりになってきたため、みんなの負担を減らすために5年に1回を提案したのですが、その翌年、大動脈剥離のリスクで入院し肺がんが見つかり、2020年、コロナ禍の中、亡くなりました。
1月に帰省した時、家に戻っていたので兄と共にお邪魔して話をしたのが最後、その時、「お祭りを減らしたから神様が怒ったんかなあ・・」とぼっそり。
以前、実家がお祭りの当家（とうや）だった年、義姉のお父さんが亡くなり、その年の８月、父が腸のヘルニアの再手術で入院、軽い認知症も始まったので、親戚に当家を代わってもらった。その時母が、「神さんは穢れを嫌うからなあ・・」とボソッと。
私はその時、神様は村の人を守るためにいるわけでしょう、狭量やろと腹立たしかったのですが、、、祭りの回数を減らすと聞いた時、ちょっと引っ掛かったのです、大丈夫かなあと。なので、ぼっそり言った言葉にはドキッとしました。
今年は祭りの直後に、やはり万年青年団の親戚のお兄さんが癌で急死。。。
まあ、偶然といえば偶然ですが、、神様というのは、ただ守ってくれるだけの存在だけではないのでは・・と思う今日この頃。
なので、神のいない村になることにちょっと恐怖があります。
しっかり神事を守っていく気持ちがあってこそ村は栄え、自然災害からも守られるんじゃないかなあと。
友人の動画を見ながら、町づくりって外側だけじゃないよなあとも思った次第。
