日曜はいい番組無いなあとチャンネルを回していたら、「小浜島ばあちゃん合唱団」というドキュメンタリー。
沖縄の小浜島にある80才以上のばあちゃん合唱団。
80歳から入団できるらしく、入団式は、ウエディングドレスをきてのパーティー。
なんともはや華やかな合唱団だ。
小浜島の民謡や踊りを披露する。
こういう島でも、段々と人が減り、生活が変化していくと思うが、お年寄りが生き生きと暮らせる社会は、まだまだ弾力性がある。
私の実家は、祭りも5年に1回になってしまった。今年はその5年目になるのだけど、祭りができるのかどうか怪しいものだ。神のいない村になってしまう。
村全体が年金生活者が大半を占め、村の行事がだんだん負担になり、すべてが縮小する方向に進むだけ。空き家も増えるばかり。
やっぱり、祭りや民謡が生きているということが地域の活性化につながるような気がする。帰省するたびに、村おこしのネタが欲しいなあ・・と思いながら、住んでいないと説得力に欠ける。
うちの母が、銀行を退職して婦人会活動に飛び込んだ時は、メンバーも多くて活躍していた。母は、村の小さな自治会館を改築する運動をして台所を整え、地域の高齢老人に食事を出したり、道路の脇の花植えや草刈り、藍染めワークショップ、ぼかしという有機肥料の宣伝など、いろんなことを仕掛けていた。
帰省すると、近所のおばさん達が、毎日のように母のお稽古場に集まってはお茶していて、楽しそうであった。
今は、その大半の方が鬼籍になった。なんだかなあです。
やっぱり、女性が元気でないといけない。
めざせ、小浜島ばあちゃんだわ。