17日の朝ドラは、神回と言えるくらいの素敵な結末。
ず~とヤキモキしながら舞と貴司君の恋の行方を見ていました。史子さんが現れて、ぐいぐいと押していく姿を見て、あらら~取られちゃうよと思っていたのですが・・
伏線の短歌が本歌取りというのを初めて知った。
<君が行く 新たな道を照らすよう 千億の星に 頼んでおいた>
これは、狭野茅上娘子(さののちがみのおとめ)の短歌
「君が行く 道の長手を 繰り畳ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも」
で、情熱的な恋の歌。
それが、さらっと、頼んでおいたからという友達モードで歌っているのが憎い。
ず~っと一緒に育ってきた二人が恋人になるには、越さないといけないハードルがあるが、史子と編集者という強烈なキャラがぶち破ってくれた。
結婚に至るには、誰でもどこかで本気を出さないといけない。
やっと本心を出せた貴司君の歌がまた素敵で、ウルウルでした。
<目を凝らす 見えない星を 見るように 一生かけて 君を知りたい>