パリの小さなオーケストラ

今日は吉祥寺在住の友人に誘われて、「パリの小さなオーケストラ」という映画を見に行きました。

まずは駅で待ち合わせて、ベトナム料理のレストランでランチ。

久々のアジアン料理、野菜たっぶりで美味しかったです。

この映画は、パリに住んでいる移民の少女が名門音楽院に編入し、双子の妹(チェロ奏者)と共に、仲間を集めてオーケストラを作り、指揮者として成長していく物語で、実話をもとにしています。

プロの指揮者になるための訓練の厳しさもさることながら、フランスって移民国家なんだということを改めて実感する社会派の映画でもありました。

でも、全体として沢山の音楽を聴けるのが魅力です。

オケの仲間の男の子の父親が刑務所に入っていることから、有志で慰問に行く場面があり、そこで、この子が父親の前で、フォーレの「夢の後に」をクラリネットで吹くのですが、この曲をこの場面で使うか・・・・と驚いたのですが、不覚にも涙しました。

アラブ系の主人公の女の子が、なかなか魅力的でした。

指揮者って、いろんな意味でリーダーシップが必要なのだということも、改めて感じました。

それから、若いっていいなあって。意見の違いや差別などがあっても、一緒に同じ目標に向かっていると、みんな仲間になっていく。

自分が合唱団を作っていた頃の情熱も少し思い出しました。

興味ありましたら、是非見てください。おすすめの映画です。

https://parisorchemovie.com/