新しい朝ドラが始まった。
植物学者、牧野富太郎をモデルにした物語。
男性が主人公の場合、やはり骨太感を感じる。
万太郎はまだひょろひょろなんだけどね。
まっさんや萬平は最初から力強かったけど。
あら、3人とも名前が「ま」で始まるわね。おどろいた。
松坂慶子がはまり役。酒蔵の女当主として毅然としている。
しかし、この時代、本家と分家との確固たる身分差、男と女の差別が歴然としていて改めてじつは最近までそうであったことを思い出す。
自分も、若いときはそういう空気が嫌で、東京に出てきたことを思い出す。
女が穢れているというのは相撲の世界もそうで、土俵には上がれない。
でもねえ、誰から生まれているのか考えてみいと思うよね。
万太郎の姉は、坂本竜馬の姉にも通ずる強さがあるね、小さいのに。
もうすでに前回の余韻は無くなっているのに気づく。いいドラマになる予感。
土佐弁をきくと、いつも予備校で隣の席にいた高知出身の男子を思い出す。
「ふりゆう」と「ふっちゅう」は、時制が違うんやと、ひとしきり土佐弁の説明をしてくれたのを今でも覚えている。
「ふりゆう」 現在進行形
「ふっちゅう」 現在完了形