WBC優勝!

昨日、今日と侍JAPANに魅了された2日。

今回ほど、野球が面白いと思ったことはなかった。キャンプが始まった頃から、今回は面白そうだというワクワク感があった。

ダルビッシュの貢献度は大きい。兄貴分で情報も技術も惜しみなく共有し、コミュニケーションをとる。日本選手はそれぞれ普段は敵なわけだから、すぐに打ち解けるというわけにはいかないだろうけど、メジャーの3人が率先してリーダーシップをとってくれるわけだからチームとしては自然にまとまっていったのでしょう。

 

若い投手陣も才能のある選手ぞろい、打撃の方も粒ぞろい。誰かが調子悪くても他の誰かが調子がいいと、とてもバランスが取れたチームだった。

 

私自身は、栗山監督の采配にびっくりぽんであった。メキシコ戦、源田のバントに続き、山川の犠牲フライで点を追加するという教科書のようなプレイ。このプレイはなんか非常に印象に残った。それから、代走。メキシコ戦の9回、この代走が効いていたというのを記事でしる。

 

今日の先発が今永というのは、アメリカにとっては意外だったようで、アメリカの監督は前日にデータをかき集めたそうだ。それから、毎回のように投手を変えて、最後はダルビッシュ、大谷という締め方。

そして、筋書き通りのクライマックスで大谷が投げ勝つという結果。

 

選手それぞれの力はもちろん素晴らしいのだけど、私はやっぱり栗山監督あっての今回の優勝だと感じている。彼の頭の中に確固たる青写真があり、その通りに現実に投影されたという印象。

大谷は、自分の夢ノートで、27才でWBCでMVPをとると書いていたそうだが、やはりそのイメージをどのくらいハッキリ書けるかで決まるような気がする。